ショートコード(記法)

使い方・ショートコードガイド

ブロックを部品として組み合わせ、参照・日付・条件分岐・計算・置換・抽出・フォームで 「状況に応じて中身が変わる」プロンプトを作れます。ここではすべての記法を実例つきで解説します。

ブロック参照

{{ブロック名}}

同じページ(プロンプト)にある別ブロックの内容を、その場に差し込みます。

  • 照合はブロックの「名前」と完全一致(前後の空白は無視)。
  • 参照先の中にさらに参照があれば、それも展開されます(再帰)。
  • 参照先に置換・抽出・フォームがあれば、その処理後の結果が差し込まれます。
基本
ブロック「ターゲット」= IT に悩みがある人
ブロック「本文」    = {{ターゲット}} 向けに書いてください
↓ 本文の処理後
IT に悩みがある人 向けに書いてください
同じ名前のブロックが複数あると、先頭のものが使われます。名前は一意にしてください。循環参照(A→B→A)は作らないでください。

他ページ参照

{{@ページ名 > ブロック名}}

同じワークスペースにある別のプロンプト(ページ)の特定ブロックを差し込みます。ライブ参照なので、参照先を編集するとこちらにも反映されます。

  • @ で他ページ、> でページ名とブロック名を区切ります。
  • ページ名=プロンプトのタイトルと完全一致で照合します。
  • 本文で @ を打つと参照メニューが開き、「このページ」「他のページ」から選べます(他ページはページ→ブロックの2段階)。
  • 引かれる内容は参照先の「処理後テキスト」です。
{{@共通テンプレ > 前提条件}}
↓
「共通テンプレ」というプロンプトの「前提条件」ブロックの処理後の内容に置き換わる

日付・時刻変数

{{DATE}} {{DATETIME}} {{DATE_JP}} {{TIME}} …

実行時の現在日時に置き換わります(大文字小文字は区別しません)。

  • {{DATE}} … 今日(2026-07-31 形式)
  • {{DATETIME}} … 今日+時刻(2026-07-31 14:30:05)
  • {{DATE_JP}} … 今日(2026年7月31日)
  • {{TIME}} … 現在時刻(14:30:05)
  • {{YESTERDAY}} / {{YESTERDAY_JP}} … 昨日
  • {{TOMORROW}} / {{TOMORROW_JP}} … 明日
本日({{DATE_JP}})時点の情報でまとめてください。
↓
本日(2026年7月31日)時点の情報でまとめてください。
日付変数はブロック参照より先に処理されます。DATE などの全大文字名のブロックを作ると紛らわしいので避けてください。

条件分岐

[[if 条件]] 内容 [[else]] 内容 [[/if]]

条件に応じて出力を切り替えます。[[else]] は省略できます(省略時、偽なら何も出力しません)。

  • 条件は必ず「{{ブロック名}} 演算子 "値"」の形にします。
  • 演算子:== != > < >= <=(== / != は文字列、大小は数値で比較)
  • 左辺は「処理後の値」で比較されます。フォームの選択値や抽出結果でも分岐できます。
基本
[[if {{難易度}} == "高"]]
上級者向けに詳しく書いてください。
[[else]]
初心者にもわかるように書いてください。
[[/if]]
フォームの選択値で分岐
[[if {{記事選択}} == "1"]]{{記事全文1}}[[/if]]
[[if {{記事選択}} == "2"]]{{記事全文2}}[[/if]]
↓ フォーム「記事選択」で 2 を選ぶと {{記事全文2}} が展開される
サポートするのは1つの比較だけです。[[else if]] や && / || による複合条件は使えません。フォームで値だけを比較したい場合は、そのフィールドの「フォーム結果に表示」を OFF(値のみ)にしてください(ON だと「ラベル: 2」となり == "2" に一致しません)。

計算

[[math 数式]]

四則演算と括弧を計算して結果に置き換えます。

  • 使えるのは数字と + - * / ( ) と空白・小数点のみです。
  • それ以外の文字(ブロック参照 {{...}} や記号)は式から除去されてから計算されます。
税込:[[math (1200 + 800) * 1.1]] 円
↓
税込:2200 円
計算式の中では {{変数}} は使えません(数値のみ)。数式が不正なときは「数式エラー」と表示されます。

置換ルール

ブロックの「置換」設定

ブロックの処理後テキストに対して、文字の置き換えを適用します。本文ではなくブロックの設定として登録します。

  • リテラル(そのままの文字)/正規表現のどちらでも指定できます。
  • 登録済み かつ 有効 のルールだけが適用されます(下書きは適用されません)。
  • 参照展開のあとに適用されます。
設定の使い方
右サイドバーの「置換」タブ、またはブロックの置換アイコンから
検索文字列 → 置換後 を登録し、有効にする。

抽出設定

ブロックの「抽出」設定

別のブロック(抽出元)から一部分を切り出して、このブロックの内容にします。

  • between(開始と終了キーワードの間)/ after(キーワードの後ろ)/ before(キーワードの前)。
  • after・before はキーワードと同じ行の中だけを対象にします(複数行は between を使用)。
  • 抽出元は「参照展開 → 置換」を済ませたテキストから切り出します。
使い方
右サイドバーの「抽出」タブ、またはブロックの抽出アイコンから
抽出元ブロックと、開始/終了キーワードを指定する。

フォーム

フォームブロック(type = フォーム)

入力欄(テキスト・選択・スイッチ・スライダー・日付・時刻)から、フォーム結果を自動生成します。

  • 各フィールドは「ラベル: 値」の形で1行ずつ出力されます。
  • 「フォーム結果に表示」を OFF にすると値だけ(ラベルなし)になります。
  • フォーム結果は {{フォームブロック名}} で他ブロックから参照できます。条件分岐の比較にも使えます。
出力イメージ
業種: 飲食
地域: 東京
急ぎ: はい

処理の順番

1つのブロックの「処理後テキスト」は、次の順番で作られます。コピーや txt 出力、他ページ参照、 条件分岐の比較値は、すべてこの処理後の値を使います。

フォームブロック → フォーム結果を返して終了
抽出設定あり     → 抽出元を「参照展開 → 置換」してから抽出
それ以外         → 日付変数 → 条件/計算 → 参照展開 → 置換 の順

覚え方:日付 → 条件/計算 → 参照 → 置換 → 抽出(フォームは最優先)

うまく使うコツ
  • ・使い回す値(ターゲット・トーン・制約など)は独立ブロックにして {{名前}} で参照する。
  • ・実際に AI へ渡るのは「処理後テキスト」。記法が展開された結果を想像しながら書く。
  • ・他のプロンプトの部品は {{@ページ名 > ブロック名}} で引ける(ライブ参照)。
  • ・循環参照(A→B→A)は作らない。